去る12月8・9日にキャンベラで開催された全豪日本商工会議所連合会定次総会・勉強会に、メルボルンから高橋会頭が出席されました。
全豪日本商工会議所連合会はシドニー・メルボルン・パース・ブリスベン・ゴールドコーストの5つの日本商工会議所からなり、当日は「定時総会」と「在豪各公館・外務本省との勉強会」を実施。その中で会員の皆様にもアンケートをお願いした「豪州ビジネスの現状と見通し~資源ブームの次は何か」に関しては、各商工会議所がテーマを受け持ち、メルボルンからは高橋会頭に「農業」についてお話いただきました。メルボルンの他はシドニー「インフラ」、ブリスベン「街づくり」、ゴールドコースト「観光」とそれぞれ発表がなされました。
つきましては当日配布の勉強会資料につき、当所会員への共有を許可頂きましたので、以下にリンクを記載いたします。
メルボルン「農業・食糧に関する参考資料」(PDF)
シドニー「豪州インフラ開発とプロジェクトファイナンス」(PDF)
ブリスベン「クイーンズランド州のまちづくり」(PDF)
ゴールドコースト「GC観光業と今後のビジネスについて」(PDF)
※恐れ入りますが、取り扱いは社内限り(転載不可)とさせていただきます。またサーバーへの掲載は3月15日までとさせていただきますので、ご興味のある方は早めのダウンロードをお願いいたします。
また当日は秋元大使より「以前の大使館は日本政府の代表という印象が強かったと思うが、現在は日本企業の支援を活動の主軸としているので、商工会議所会員の皆様に是非公館を活用いただきたい」との大変力強いお言葉があったとのことです。
メルボルン日本総領事館からも、以前記入願ったアンケート「日本企業支援の在り方」について、要望の多かった「政府との人脈」については総領事館の有する人脈を有効活用いただきたいこと、今後も積極的な仲介活動を実施していきたい、また「施設」についてもToorakにある総領事公邸も企業の皆様にレセプション、セミナー等活用いただきたいなどのフォローアップを頂戴しました。
外務省もウェブサイトで「日本企業支援」ページを設置し、また中小企業のマッチングサイト「ジェグテック(J-GoodTech)」の英語版で海外でのビジネスチャンス促進を図るなど、バックアップ体制を強化しているので、是非ご利用いただきたいとのことです。
※豪州は昨年テロ警戒レベルを「高」に引き上げ、シドニーで痛ましい時間が発生したことも記憶に新しいですが、このような事情を背景に、メルボルン総領事館では在メルボルンの皆様を対象に「海外安全対策セミナー」開催を計画されております。会員の皆様には詳しい情報が決まり次第メールにてご案内させていただきますので宜しくお願い申し上げます。